雨水がつくる子供たちの新しい居場所

応募対象の概要

雨水の可能性を用いた都市型農業の提案である。災害において、水はとても貴重なものとなる。雨水の可変性、雨水利用による人々の集合性をデザインとして用いながら、今後増加していくであろう都市型農業の観点から考えることで、雨水、人、農業の新しい関わり方の提案として経過した。

フェーズフリーな性質の概要およびアピールポイント

雨水は、溜めることで遊び場となるだけではなく、雨水を用いて、作物を栽培することで、都市部でも農業を行うことができる。このような都市型農業は、運送時のCO2の排出を削減したり、都市部で新鮮な野菜を食べられたりするだけではなく、子供食堂の機能を付属することにより、農業教育の場ともなるだろう。また、災害においては都市型農業地が延焼防止や仮設住宅の空間となるだけではなく、雨水で作った地域野菜が非常食として食べられたり、雨水の反射や水溜りの不規則性が、避難所の不変的な生活に彩りを与える。また、設備に頼らないで、暑さの軽減や空気環境の改善を行うことができるなど、省エネの役割も果たす。
日常時 雨水がつくる子供たちの新しい居場所:日常時
雨水を貯めながら、農業を行い、その野菜を子ども食堂で食べることで地産地消を行う。これにより、子供たちは農業を学ぶことができたり、様々な人と交流を持ちながら、食事や遊びを行うことができる。
非常時 雨水がつくる子供たちの新しい居場所:非常時
日頃から育てていた地域野菜は非常食となり、水の可変性によって、不変的な生活を送りがちな避難生活に様々な表情を与える。また、日常的に行なってきた子供と保護者、地域住民の交流は助け合いとなって、避難生活を支える。