小清水町フェーズフリーツアー

応募対象の概要

本ツアーは防災だけでなく、公共性、公益性の高いフェーズフリーの理念とその有用性について理解を深めます。また、町内のフェーズフリー認証施設「ワタシノ」「認定こども園にじいろ」の視察やセミナー受講、小清水町の魅力的な資源を体感しながら、フェーズフリーの応用や発展、可能性について参加者と考えます。

フェーズフリーな性質の概要およびアピールポイント

「小清水町フェーズフリーツアー」は「いつも旅する、もしもに気づく」をコンセプトに、町内のフェーズフリー認証施設「ワタシノ」及び「認定こども園にじいろ」の視察、フェーズフリー協会代表理事・佐藤代表によるセミナー受講をはじめ、参加者同士のワークショップ的意見交換など、各体験型プログラムを通じて、防災だけでなく公共性ろ公益性の高いフェーズフリー理念と有用性について理解を深めると同時に「いつも」を豊にし「もしも」を支える視点と考え方を学びます。さらに「小清水町フェーズフリーツアーガイドブック」を作成し、目に見える形のアウトプットとして参加者へ提供することによって、より密度の高い理解度を促進します。
日常時 小清水町フェーズフリーツアー(日常時)
主催者側(町)と参加者側の双方から日常時の価値向上を図ります。町は関係人口の拡大により、地域の魅力発信や持続可能性に資することができ、参加者はツアーの体験を通じて、フェーズフリーの視点を生活や仕事に活かすことが期待され、備えながら暮らす生活を実現しながらレジリエンスのあるライフスタイルが獲得できます。
非常時 小清水町フェーズフリーツアー(非常時)
参加者はツアーを通じて災害に備える心構えや地力を体験的に養うことで非常時における脆弱性を低減することができます。また、フェーズフリーなライフスタイルにつながるヒントや事例を示すことによって、参加社の安心安全な意識づくりを向上させます。
カテゴリ
D
被害のレベル
04
プロブレムの種類
活用タイミング
汎用性評価
58 /100点
汎用性

小清水町の自然や食、フェーズフリー認証施設を巡りながら観光を楽しみ、地域資源や先進的な取り組みを体感できることから、日常時の「Why」で高く評価された。また、ディベロッパーや自治体、民間企業をはじめ幅広い参加者を対象とし、地域づくりや事業へ応用できる視点を学べることから、「Who」でも評価されている。さらに、ツアーを通じて非常時に役立つ考え方や行動を体験的に学び、落ち着いて対応する力を養えることから、非常時の「Why」と「Who」でも評価された。

有効性評価
69 /100点
有効性

地域資源やフェーズフリー認証施設を巡りながら、観光と学びを融合した体験を通じて、日常の暮らしや地域づくりに活かせる視点を身につけられることから、「日常時のQOL影響能力」で高く評価された。また、非常時を想定した考え方や行動を実践的に学び、自ら判断し行動する力を養えることから、「非常時のQOL影響能力」で評価が高い。観光資源を活用した学びのプログラムは、「情緒面デザイン」に加え、フェーズフリーの理解を広げる「意識向上」と「価値共有」の評価も高めている。

総評

一般的な視察ツアーは一過性の学びにとどまりがちであるが、本ツアーは地域の暮らしや事業に触れながら、フェーズフリーの考え方を体感的に学べる点が特長である。日常の豊かな体験を通じて、非常時にも自分や地域を支える視点を育む構成は、参加者の意識変容を促す優れた仕組みである。また、地域の魅力を再発見するとともに、関係人口の拡大や行政施策との連携にもつながる点は、持続可能な地域づくりに資する取り組みである。他地域への展開を通じ、フェーズフリーの理念を広く社会へ普及するモデルとなることが期待される。

http://小清水町フェーズフリーツアー(総評)
受賞者コメント
小清水町の豊かな自然や人といった「いつもの豊かさ」を堪能しながら、同時に存在する「もしもの視点」に気付くことができる、フェーズフリーの概念を理解・体感できるプログラム。1日目は、フェーズフリーの概念を取り入れた防災拠点型複合庁舎「ワタシノ」を視察した上でセミナーとワークショップにより理解を深め、2日目はバードウォッチングや農作物の収穫体験といったフィールドワークを通じて、フェーズフリーの応用や発展、今後の可能性について考える。
北海道小清水町
受賞者プロフィール
北海道小清水町