EXPEDITIONSTRIKER

応募対象の概要

AT限定普通免許で運転可能な小型キャンピングカー専用シャシ「Travio」をベースに開発されたオフロード対応モビリティ。コンパクトな車体ながら高い走破性と蓄電性能を備え、都市部から災害現場までシームレスに移動可能。日常の移動・滞在体験をそのまま非常時の生活基盤へ転換できる点が特徴です。

フェーズフリーな性質の概要およびアピールポイント

EXPEDITIONSTRIKERは「移動・滞在・電源」という生活機能を一体化し、日常と非常時を分断せず連続させる設計思想を採用しています。コンパクトで扱いやすい車体は日常の移動やレジャーに自然に溶け込みながら、災害時にはそのまま避難・生活拠点として機能します。高い悪路走破性によりインフラ寸断時でも移動が可能であり、大容量バッテリーと太陽光発電により外部電源に依存しない生活環境を維持できます。日常で使うほど非常時に活きる構造を持つ点が特長です。
日常時 EXPEDITIONSTRIKER(日常時)
コンパクトな車体により都市部でも扱いやすく、日常の移動やレジャーに無理なく組み込めます。大容量電源により快適な室内環境を維持でき、移動先でも「もう一つの生活空間」として機能します。運転・操作も直感的で特別な訓練を必要としません。
非常時 EXPEDITIONSTRIKER(非常時)
高い悪路走破性により被災地へのアクセスが可能で、避難・移動・滞在を一体で担います。外部電源に依存しない電力供給により、ライフライン断絶下でも生活環境を維持。単なる避難手段ではなく、自立した生活拠点として機能します。
カテゴリ
C
被害のレベル
04
プロブレムの種類
活用タイミング
汎用性評価
72 /100点
汎用性

AT限定普通免許で運転できるコンパクトな車体により、都市部からアウトドア、車中泊まで幅広い用途で活用でき、個人利用に加え事業者や自治体など多様な利用者が使用できることから、日常時の「Where」「Why」「Who」で評価された。また、高い悪路走破性によりインフラが寸断された場所への移動が可能で、大容量バッテリーと太陽光発電により長期間の電力供給を維持できるため、非常時の「Where」「Why」「Who」で高く評価された。

有効性評価
70 /100点
有効性

コンパクトな車体でありながら、高い走行性能と快適な居住空間を兼ね備え、移動先でも仕事や休憩ができる生活環境を確保できることから、「日常時のQOL影響能力」で評価された。また、悪路走破性と外部電源に依存しない電力供給により、ライフラインが停止した状況でも生活環境を維持し、自立した生活拠点として機能することから、「非常時のQOL影響能力」で高く評価された。走行性能と居住性能を一体化した設計は、「機能面デザイン」の評価を高め、「新規創生」と「価値共有」の評価につながっている。

総評

一般的なキャンピングカーは、日常での使い勝手や非常時の機動力に課題があるが、「EXPEDITIONSTRIKER」は、軽量化による燃費性能の向上と、都市部でも扱いやすいコンパクトな車体により、日常利用のハードルを大きく下げている点が特長である。さらに、高い悪路走破性と車高を確保した構造により、災害時の移動や避難にも優れた対応力を発揮する。車内の視認性や動線にも配慮され、円滑なコミュニケーションや共助を促す空間設計を備えた、日常と非常時をつなぐフェーズフリーなモビリティである。

http://EXPEDITIONSTRIKER(総評)
受賞者コメント
従来のキャンピングカーが不得手とする悪路を克服する為、新しく運転席キャビンと後部居住部を分離する構造とし、うねりの強い路面でも車体がねじれる事で、全車輪が浮く事無く安全に走行可能とした。 同時に車内の同乗者との関連性を維持する為に運転席から居住部への行き来を可能とする連結部を新設計した。悪路走破性が高くコンパクトな車体なのに十分な居住空間を持つという相反する要素を両立させ、今迄に無い新しいスタイルのキャンピングカーが生まれる。 ベース車両はAT限定普通免許で運転可能なクラスとし、ユーザーフレンドリーの面でも優れている。
日本特種ボディー株式会社
受賞者プロフィール
日本特種ボディー株式会社