応募対象の概要
北欧文化の「余白」をコンセプトにメッツァ(埼玉県飯能市)の日常設備が災害時の防災拠点に変換するフェーズフリーパーク。情報・生活支援・輸送・エネルギー等6カテゴリ・11設備を両フェーズで活用し、楽しさと安心の共存を実現する。
フェーズフリーな性質の概要およびアピールポイント
「楽しさ」と「安心」は共存できる——それがメッツァの核心だ。北欧文化の「余白」思想を軸に、空間・時間・機能・心理・社会の5つのゆとりが日常の豊かさと非常時の柔軟性を同時に生む。6分野・11設備が平時はレジャー施設として機能しながら、災害時は瞬時に防災拠点へ転換。太陽光サイネージ、ペット対応駐車場、HVバス、湖上ボートまで——すべてが「備えを義務ではなく楽しみ」として設計されている。遊びの延長で命を守る新しい防災文化を、日本初のフェーズフリーパークとして発信する。
カテゴリ
被害のレベル
プロブレムの種類
活用タイミング
汎用性評価78 /100点
多彩な体験を通じて北欧のライフスタイルを楽しみ、繰り返し訪れたくなる魅力的な空間となっていることから、日常時の「When」と「Why」で評価された。入場無料で誰もが気軽に訪れられるため日常時の「Who」で評価が高い。また、災害発生時には、屋外約8,000㎡、屋内約4,000㎡の空間と72時間対応の自家発電設備を活用した地域防災拠点として機能し、地震や洪水、台風など多様な災害に対応できることから、非常時の「When」「Why」「Who」で高く評価された。
有効性評価66 /100点
Fikaや焚き火、湖上ボートなどを通じて、北欧のライフスタイルを体験しながら心豊かな時間を過ごせることから、「日常時のQOL影響能力」で高く評価された。普段利用する設備が自然に防災機能を発揮して活用される計画は、「入手容易」と「方法理解」で評価され、北欧文化の「余白」を取り入れた空間づくりは、「情緒面デザイン」でも高く評価されている。テーマパークにフェーズフリーの概念を取り入れたことが、「開発促進」と「新規創生」にもつながっている。
総評
一般的な複合型レジャー施設と比較して、北欧文化の「余白」の思想を取り入れ、日常の楽しさと非常時の安心を両立した公園である。情報、生活支援、輸送、エネルギーなど6分野・11設備が、日常時は来園者の体験価値を高め、非常時には防災拠点へ転換する仕組みとなっているため、「有効性」で評価された。また、太陽光サイネージやHVバス、湖上ボート、ペット対応駐車場など、多様な設備を日常から活用することで、楽しみながら自然に防災へつなげる新たな公園のあり方を提案している点が、「汎用性」の評価を高めている。
受賞者コメント
この度、フェーズフリーアワードにおいて金賞を受賞できましたことを、大変光栄に思います。メッツアビレッジ・ムーミンバレーパークは、日本のテーマパーク施設として初めてフェーズフリー認証を取得し「楽しむことが、備えになる」という概念を体現してまいりました。この受賞を励みに、日常と非常時をつなぐ新しい施設のあり方を、全国へ発信し続けてまいります。
受賞者プロフィール
フィンテック グローバル株式会社 






